AutoCADをマスターしようとすると、ブロックを使ったり、見たりする事が出てくると思います。また、そのブロックをブロックのまま使っている時はいいのですが分解して使いたい時も出てくると思います。その時に分解するとブロック状態の時の見た目(色や線種等)と変わってしまう事があります。
そういう場合に見た目を変えずに分解する方法をご紹介します。
操作方法
操作方法といっても、とても簡単です。
1⃣ コマンドラインに「burst」と入力して右クリックもしくはエンターキーを押します。

2⃣ 分解したいブロックを選択し、右クリックかエンターキーを押します。
以上となります。
コマンドを簡単に起動させる方法
コマンドラインに「burst」と入力するのが面倒な場合は下記の記事を参考にショートカットキーを設定できます。
また、ツールバーから起動させたい場合は下記の記事を参考にしてください。
まとめ
ブロックは画層などを変更した時に線の色などが追従するようにブロックの中身の元の画層が「0」で色や線種が「Byblock」になっている事が多いです。そのため、分解(explode)コマンドで分解すると、線が白になったり、線種が実線になったりします。分解するたびにわざわざ元の色や線種に変更し直していたらそれだけで手間になります。
「burst」コマンドを使って少しでも手間を少なくしてスピードアップにつなげてください!




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