AutoCADが速くなる!AppStoreでコマンドを利用する方法とは?

作図のスピードアップ

この記事ではAutoCADでAppStoreの利用方法をご紹介します。

AutoCADを利用していると右上の情報センターに🛒の絵のアイコンの「AppStore」があるのに気付かれたこともあると思います。

AutoCADの画面を開いた時に右上にカート🛒のマークがあると思います。

このマークをクリックするとAppStoreに移動するのですが、AppStoreでは主にAutoCADのコマンドを入手することができます。

カート🛒ということは、なにかお金がかかる?と思って使わずにいるともったいないです。AppStoreには無料で使えるコマンドもたくさんあります。

英語だからといって使わないのは、かなりの損をしています。

もちろん便利なコマンドもたくさんあります。

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APP storeの利用方法

AppStoreを利用するにはオートデスクへの登録が必要になります。

ただ登録といってもメールアドレスを登録するだけなので、心配ありません。

あなたが会社で使っているメールアドレスでなくても、YahooメールやGmailなどのフリーメールでもまったく問題ありません。

では順にご説明します。

AppStoreの利用はオフライン環境では使えないので、インターネットに接続されていることを確認してください。

AppStoreページを開く

まずはAutoCADを開くと、右上に🛒マークがあるのでクリックします。

クリックすると下の画面のようにwebブラウザでAppStoreが開きます。

オートデスクへの登録

AppStoreの画面が開くと左上に言語を設定できる所があるので日本語にします。

1️⃣web画面が開いたら右上のサインインをクリックします。

2️⃣サインインをクリックすると英語のポップアップが出てきます。

ポップアップの下の方にある「CREATE ACCOUNT 」をクリックします。

3️⃣下の画面にならって入力していきます。

パスワードについては下記の条件を満たして入力してください。

  • アルファベット最低1文字以上
  • 数字を最低1文字以上
  • 8文字以上
  • 3種類以上の異なる文字(OK:AB1、Aa2 NG:AAA、AA1

名前やメールアドレスを登録します。あなたの会社のメールだと不安だという場合はYahooメールやGmailなどのフリーメールアドレスでも大丈夫です。名前などもAutoCADのライセンスと連動してるわけではないのでなんでもOKです。

4️⃣ すべて入力して[CREATE ACCOUNT]ボタンをクリックすると以下の画面が出てきます。

のチェックボックスはチェックを入れても入れなくてもどちらでも構いません。
(チェックを入れると、ニュースやトレンドなどの情報を受け取れます。)

最後に[DONE]ボタンをクリックします。

英語コマンドの翻訳 グーグル翻訳

登録ができればいよいよAppStoreを使っていくのですが画面を見るとお分かりかと思いますが、言語を日本語にしても、ほとんどのコマンドが英語表記のコマンドになっています。

そこで英語のコマンドを日本語に翻訳するのですが、簡単なのはAppStoreのURLを翻訳アプリにコピペする方法です。

私はGoogle翻訳を使っていますがGoogle翻訳だとwebページのURLを入れるとページごと翻訳してくれるので便利です。

こんな感じです。

たまにおかしな翻訳もされますが、問題ないレベルです。

コマンドのインストールして使えるようにする方法

使ってみたいコマンドが見つかり使えるようにするにはインストールする必要があります。

各コマンドの下に$〇〇と価格が書いているのは有料になります。

良いコマンドがあれば購入してもいいとは思いますが、私は無料のコマンドしか使っていません。

翻訳しなくても各コマンドのサムネイル下に「無料」もしくは「評価版」と記載されているので、その中から使えるコマンドを利用しています。

こんなふうに

インストールの手順

1⃣ 使いたいコマンドを選び、右上にある「ダウンロード」ボタンをクリックします。

2⃣(Microsoft Edgeの場合)右上にダウンロードするボタンが出てくるので、名前を付けて保存を
  クリックします。

3⃣ 保存する場所はあなたの分かりやすい場所でOKです。

4⃣ 保存できたら「〇〇〇.msi」というデータがあるのでダブルクリックします。
  ※〇〇〇の内容は選んだコマンドの名前になります。

5⃣ ダブルクリックすると、パソコンによってはWindowsのセキュリティによる警告が下の画像のよう    
  に表示されることがありますが、その時は「詳細情報」をクリックします。
  ※表示されない場合は 6⃣に進んでください。  

すると下の画像のように実行ボタンが出てくるので「実行」ボタンをクリックします。

5⃣ 自動的にインストーラーが起動し、下の画像のポップアップが
  表示されるので「Install Now」をクリックします。

6⃣ クリックするとインストール中(Installing)の画面からインストール完了画面(Success! Your product has been installed)に自動的に進みます。

       



ちなみに完了画面に表示されている「View Documentation」ボタンをクリックすると、コマンドの説明が記載されたページにとびます。

7⃣ コマンドのインストールができましたのでAutoCADを確認します。
  リボンのアドインタブにインストールしたコマンドが登録されているので
  使いたいコマンドアイコンをクリックすると、下の画像のポップアップがでてくるので
  「常にロード」をクリックします。

これで、コマンドの登録が完了です。

インストールしたコマンドを使いやすくする方法

コマンドをインストールすると、基本的にメニューリボンのアドインタブに登録されます。

このままでも問題なく使えるのですが、あなたが使いたい、使えそうと思ったコマンドなので頻繁に使うことが多いと思います。

使うたびにリボンを見るのは(少なくとも私は)手間なので、もう少し簡単にコマンドを起動する方法もあります。

それはあなただけのツールバーを作り、そこにコマンドを登録する方法です。

詳しくは別記事に書いています。

まとめ

AppStoreのコマンドを使わなくても作図はできますが、ワンランク上のスキルやスピードを求めていくと、使った方が確実にレベルアップできます。

最初登録するのは手間ですが、最初だけなので時間を作って登録してみてください。

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