AutoCADの鏡像(MIRROR)コマンドで文字を反転させない方法とは?

システム変数

AutoCADで文字をMIRRORコマンドで反転させようとしたとき、上の画像のように文字が逆になってしまうことがありませんか?

そういう場合に文字の見え方はそのままに反転させる方法をご紹介します。

結論から言うとシステム変数を使います。

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システム変数の設定

1⃣ コマンドラインに「MIRRTEXT」と入力します。

2⃣ キーボードのエンターキーもしくはマウスの右クリックを押します。

3⃣ すると「MIRRTEXTの新しい値を入力<1>:」と出るので0(ゼロ)を入力してキーボードのエンターキーを押します。

 (※ちなみに 1 を入力すると文字の向きも反転するようになります。)

4⃣ 以上で設定完了です。

ブロックとして設定されている文字は(拡張属性を除く)上記のシステム変数と関係なく文字が反転します。

まとめ

システム変数は一度設定するだけで、AutoCADを再起動した時も変更した設定がそのまま残っているので非常に便利です。

逆に言うと、便利なシステム変数は最初のうちに設定しておかないと設定していない間の時間を損する事になるので、できるだけ早めに設定しておくことをオススメします。

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