AutoCADの作図スピードは使うマウスでもっと速くなります!

パソコン環境の整備

この記事ではAutoCADの操作をもう1ステップ速くするための、オススメのマウスをご紹介します。

AutoCADの操作を速くするのは、基本的な操作を速くしたり携わっている分野の理解を高めたりするだけではありません。

パソコン周辺のハード面の環境も大いに関係してきます。今回はそのハード面の中からマウスについてご紹介したいと思います。

マウスの種類

一昔前はマウスといえばクリックボタンが2つ付いているシンプルなものでしたが、現在ではセンターホイールは当然付いていますし、それ以外にも色々な機能が付いているものもあります。

まずはどのような種類のマウスがあるのか簡単にご紹介します。

ザ・シンプル!3ボタンマウス

1番メジャーでなじみがあるのがこの2つのボタンとセンターホイールが付いた3ボタンマウスです。(センターホイールも1つのボタンと考えて3ボタンになります)基本的なAutoCADの操作であればこのタイプのマウスで全く問題ありません。

有線タイプや無線タイプ、持ち運びしやすいコンパクトなタイプもあります。

昔の無線は感度が悪かったり、値段が高かったため有線タイプを選ぶこともありましたが現在は遜色ありませんし、無線の方が低コストで高性能なものもあるので、新たに買う場合は無線マウスをオススメします。

コンパクトで持ち運びしやすくオシャレなマウスもあります。

とはいえ、AutoCADでの作図を職業にしていてさらなるスピードアップを求める場合多機能ボタン付きマウスをオススメします。

接続方式

接続方式にも種類があります。主に有線方式無線(ワイヤレス)方式に分けられます。有線、無線ともその中でもさらに種類がありますが、結論からいうと無線(ワイヤレス)方式が圧倒的にオススメです。

ただ無線(ワイヤレス)方式にはデメリットもあります。

デメリット
  • 電源が乾電池の場合はマウスの重量が重くなる
  • 電池や充電などが切れると、その都度補充する必要がある
  • パソコン本体の置き場所(デスクの下など)によっては電波の感度が悪くなる

以上のようなことがありますが、それでも無線(ワイヤレス)方式がオススメだと思っています。

なぜかというと、圧倒的にストレスが少ないからです。速度や感度などははっきりいってそんなに変わりません。ただ、有線方式のコードによるひっかかりや絡まり、抵抗などのストレスは当然ですがまったくありません。

トシザキ
トシザキ

有線方式を使っていて急にマウスが重く感じた時、実はコードのせいなんて事もありました。

それと無線(ワイヤレス)方式のメリットとしてこれも当然ですが使う場所の制限がないということです。そで机などに資料を置いてマウスを動かしたい時、有線方式だとマウスが届かなかったり、無理な体勢になることがありますが無線(ワイヤレス)方式だと自由に使えるということです。

また無線(ワイヤレス)方式について説明すると、2種類に分けられます。

  • USBワイヤレス(無線)接続
  • Bluetooth接続

USBワイヤレス(無線)接続

パソコン本体のUSBポートに受信機を取り付ける方式です。

オシャレなツールでやる気が出たり、集中力がUPする場合はこういうマウスもオススメです。

使い心地を求めるならエルゴノミクスマウスがオススメです。

Bluetooth接続

パソコン本体にBluetooth機能が付いていないと使えませんが、使える場合はUSB受信機を取り付け必要がありません。Bluetooth機能が付いているかどうしてもわからない時はUSB接続のマウスを選ぶ方が無難です。

引用:Amazon

Anker 2.4G ワイヤレスマウス (縦型 無線マウス) 800 / 1200 / 1600 DPI 5ボタン 光学式 エルゴノミクスデザイン 右手用 Windows / MacOS 対応 (ブラック)

マウスセンサーの種類について

ボール式と、光学式とに分けられますが現在ではボール式のマウスはほとんど販売自体されていないので説明は省略します。使い勝手も光学式の方が良いです。

また光学式にも色々な種類がありますが最近の主流のレーザー式やLED式を選べば問題ないでしょう。

マウスのボタン

AutoCADで使用する上で1番重要な要素がボタンの仕様と言ってもいいぐらいです。

マウスのボタンについても、色々なタイプが発売されていますがAutoCAD操作に注目して考えると、使うべきタイプの方向性は決まってきます。結論から先に言うと当サイトでは多機能ボタン付きマウスをオススメしますがその他のマウスも簡単にご紹介します。

2ボタンマウス

センターホイールが付いていない、ボタンが2つだけのマウスです。

パソコンが出始めの頃は主流でしたが今では販売されているのを見る事がありません。

AutoCADの操作性で言うとズームをセンターホイールで使えないだけですが、考えるだけでストレスが溜まりそうです。

言うまでもなくAutoCADの操作には不向きです。

トシザキ
トシザキ

逆にこのマウスでAutoCAD操作をバリバリされていたら称賛に値すると思います。

2ボタン+センターホイール付きマウス

現在では最も主流なマウスかと思います。AutoCADの操作もセンターホイールが付いているだけで一通りの操作は問題なく出来ます。

多機能ボタン付きマウス

2ボタン+センターホイール付きのマウスにボタンが増えたタイプになります。増えるボタンの数はマウスの種類によって様々です。

ただAutoCAD操作に対して言える事はボタンは多ければ多い方が良いということです。

ちなみに私が使っているマウスはこのELECOMのマウスになります。

EX-GUltimateLaserマウスLサイズ

実は人に勧められてこれに変えたのですが、それまでは2ボタン+センターホイール付きのマウスを使っていました。勧められたときは別に何個もボタンがなくてもキーボードショートカットキーを使えば大差ないだろうと思っていました。
でも今となっては多機能ボタン付きマウスを手放さなくなってしまいました。

たまに2ボタン+センターホイール+2ボタンのマウスを使うのですが、日頃使っているボタンがないとスピードも遅くなりストレスも溜まってしまいます。

そして1番の問題がやる気がなくなってしまうことです。

エルゴノミクスマウス

エルゴノミクスマウスとは、人間工学に基づいた人間の身体の構造の事を考えて作られたマウスの事です。

1番の特徴がメジャーなマウスとは異なるその形状です。

メジャーなマウスは持った時に手の平が下向きになりますが、エルゴノミクスマウスは手の平がほぼ横向きになります。

それにより手首への負担がかなり軽減されます。

私も触った事がありますが、手首が無理なく使え、今まで使っているマウスでもそんなに負担は感じていませんでしたが、さらに負担は感じず自然に使用できました。

AutoCADの操作で常にマウスを使っていて腱鞘炎に悩まされている場合はエルゴノミクスマウスがオススメです。

エルゴノミクスマウスのデメリット

デメリットもあります。マウスのボタンが多い方が良い事は前述しましたが、2021年12月現在6個を超える多機能ボタン付きのエルゴノミクスマウスは販売されていません。最大でも6個が最多です。(その中の1つはDPIボタンといってカーソルのスピードをコントロールするボタンだったりします。)

多機能ボタンを駆使している私としてはボタンが少ない事はかなりの痛手で、合計8個以上の多機能ボタン付きエルゴノミクスマウスを探しているのですが見つかりません。もし見つけられ場合は教えていただきたいぐらいです。汗

ゲーミングマウス

名前の通りゲームでの使用のために作られているマウスです。ゲーミングマウスはゲームでの複雑な操作を想定されているので、多機能ボタンが付いているものも多いのが特徴です。また見た目もライトが付いたり、デザインが特徴的であったりとカッコいいものが多いです。オフィスでの仕事中に使用するとなると、その見た目から使える人と使えない人が出てくると思います。(周りから注意される可能性もあると思います。)

特に注意される恐れがない場合は、ボタンも多いものだと20個付いているものもあるので使用してみても良いと思います。

ボタン20個

ボタン18個

ボタン16個

自分でカスタマイズできるボタンの機能

多機能ボタン付きのマウスは、多くの場合、自分でボタンの機能を設定する事ができます。

どういう事かというと、設定できないマウスは「進む」や「戻る」しか操作できませんが、設定できるマウスは、「ctrl+s(上書き保存)」「L+ENTER(線分コマンドの起動)」など、あなたのよく使うコマンドや操作を登録することができます。

なのでボタンが多いほど、コマンドを登録できるので、AutoCAD操作も早く効率的にできます。

ちなみこれは私が使っているエレコムのマウスのボタン設定画面です。

下の表は割り当てているコマンドなどの説明一覧です。

ボタン コマンド 機能の説明
M+E+Enter MEASUREGEOM 選択したオブジェクト、一連の点、または動的に、距離、半径、角度、面積、体積を計測します。
Ctrl+F8 (※) 直行モードのオン/オフ 直行モードの切り替え
F10 極トラッキングのオン/オフ 極トラッキングの切り替え
D+D+Enter DIST 距離計算
F7 PER スナップ、垂線

初期状態であればF8キーだけでも直行モード切替コマンドは起動しますが、
F8ボタンに別のショートカットキーを割り当てている場合、Ctrlと同時に押す事によって
デフォルトの直行モード切替コマンドが起動します。(他のファンクションキーも同様です。)

まとめ

AutoCAD操作をメインとして使うマウスは、使う人それぞれの状況によって何がベストかは変わってくると思います。重要なのはあなたが何を一番優先したマウスを選ぶかだと思います。

その中でもあえて言わせていただくと、私の経験での考えは
「ボタン機能の充実>持ちやすさ(疲れにくさ)>軽さ>充電式(電池式ではない)>無線」
だと思います。

ボタン機能以外の項目は、周囲の環境やあなたの工夫次第で改善させることができますが、ボタン機能は物理的にどうすることもできません。(有線・無線もどうにもできませんが直接影響することは少ないです。)

なので新たにマウスを選ぶ時は、ボタン機能重視で選ばれた方が良いと思います。


コメント

  1. jk より:

    エレコム マウスアシスタントで親指ボタンを使った画面移動ができず、困っています。
    対処法、ご存じないでしょうか。
    ・・・ということを考え、訪問しました。
    参考情報ありがとうございます。

    • jkさま
      コメントありがとうございます!
      画面移動とはAutoCAD上でのことであれば「中クリック/オートスクロール」に設定すれば可能だとは思いますが、
      その他のことでお困りでしたら、またコメントいただけますか。

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